大河ドラマ【光る君へ】で放送が始まる前からひときわ注目を浴びていた人物がいます。
ロバートの秋山竜次さんが演じる「藤原実資(ふじわらさねすけ)」です。
放送開始前から「なりきりモノマネにしか見えない」という理由で注目を浴びていました。
ですが、この藤原実資は、おそらくこのドラマでも重要人物になってくるはずです。
彼は一体どんな人物だったのでしょうか?
「藤原実資(ふじわらのさねすけ)」とは何をした人?
ロバート秋山さんが演じる「藤原実資(ふじわらのさねすけ)」とはどんな人物なのでしょうか?
お笑い芸人さんが演じるということで、ネタキャラっぽい人物を想像した方も少なくないかもしれません。
しかし、以外(?)にも、この藤原実資という人物は「賢人」と称された偉人です。
藤原実資は、時の権力者・藤原道長の親戚にあたります(父同士がいとこ)。
実資の家系は、実資が生まれるより前に権力争いから外れていますが、莫大な財産と膨大な記録資料を持っていたとされています。
実資は受け継いだ多くの文書をよく読んでいたらしく、「当代一流の学識人」となりました。
権力に屈しない賢人
また、藤原実資は最高権力者である藤原道長に屈しなかったことでも有名です。
藤原道長が三条天皇に対してある嫌がらせをしたことがあるのですが、ほとんどの貴族たちは道長を恐れて、道長の側につきました。
その時藤原実資は病気でしたが、三条天皇に味方し、三条天皇のために儀式を執り行いました。
詳細は省きますが、藤原道長の反発を恐れずに、道長のライバルの論功行賞を主張することもありました。
その一方で道長の能力・人物については高く評価しており、道長も実資に一目を置いていたと言われます。
権力に屈せず、筋を貫く賢人が藤原実資という人物です。
大河ドラマ「光る君へ」にはいつまで出演する?
藤原実資は「光る君へ」にいつまで出演するのでしょうか?
「光る君へ」には原作がありません。
ですので、はっきりしたことは言えませんが、最終回まで出演する可能性はあります。
というのも、藤原実資は主人公である紫式部より先に生まれ、後に亡くなっているからです。
藤原実資は90歳まで生きています。
紫式部が生きていた時代、藤原実資はずっと存命でした。
ですので脚本次第で途中離脱する可能性はあるものの、初回から最終回まで出演したとしても不思議はありません。
重要人物の一人でもあるので、登場機会も多いかもしれません。
まとめ
- ロバートの秋山竜二さんが演じるのは「藤原実資(ふじわらのさねすけ)」
- 藤原実資は「賢人」と称される人物
- 権力に屈せず、筋を貫いた人
- 紫式部より早く生まれ(年上)、紫式部が亡くなった後に亡くなった
以上、ロバート秋山さん演じる「藤原実資(ふじわらのさねすけ)」という人物の簡単な紹介でした。